農作業用に作られた小屋は間仕切りの無い広々としたつくりで、大きな梁も経年変化で美しくエイジングしていた。そこで、間仕切りの無い可変性に富んだ空間と、経過で味わいを増した材料を活用するスケルトンリノベーションを提案した。 クライアントの暮らしのイメージを読み解きながら1、2階とも既存の梁のリズムを損なわないよう丁寧に間取りを決定し、時間が材料に刻み込んだ味わいをデザインに落とし込むよう努めた。 また、断熱材やサッシは最新の建材に置換することで断熱気密性能を向上させ、同時に耐力壁を増やすことで耐震性能も大幅に向上させている。
Data&Credit
Year | 2022年12月 |
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Location | 新潟県南魚沼市 |
Category | 住宅(一戸建て) |
Structure | 木造2階建て |
Total area | 146.56㎡ |
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